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EVA初号機TYPE-F補完計画

今年でエヴァも10周年らしいです。
しかし、私が全話通して観たのはごく最近のことで、
今回このキットを購入した理由も、「たまたま目に付いたから」。
そうは言うモノの、このパッケージはこれまでになく最高にカッコイイ…。
価格は2520円と、なんとビルトファルケンとぴったし同額でした。


↑この箱にシビレタ。

左に写っている箱は、同じく店頭に並んでいた食玩フィギュアです。
エヴァF型3機と、レイ・アスカの5種類がラインナップ。
私としては、エヴァ本体はこれから作るわけだし、
レイとアスカでは、どちらかというとアスカ志向なので、
アスカ目当てで1個購入。(400円なり〜)

以前のゼオラの例もありますが、そうそういつもうまく当たるとは考えずに開けてみると…

マジですか。確率5分の1。またつまらぬ運を使ってしまった…。
ちょっと眉毛がハの字になってますね。困ってる顔ですね。
それはそれでいいんですけどw

さて、キット本体を見てみます。
このキットの発売は2003年で、まあ古くもなく新しくもなくと言ったところでしょうか。

組立説明書。なんですか、このセンスの良さは。


あれれ?パーツが思ったより大きいですね。
これってプログナイフですよね?
箱の大きさからして、ビルトファルケンやHGUC並の大きさを想定してましたが、
本体が完成したらどのくらいの大きさになるんでしょうか?
置き場所が心配になってきた。


このキットにはアスカとレイのフィギュアが付いています。
初号機パイロットは影も形もありませんねw
キットは肌色1色なので、丁寧に塗り分け。筆塗りの真骨頂ですね。(目が激ムズ)
1週間でようやく仕上がりました。
これを本体の後に回すと、絶対お蔵入りになるので、先に仕上げました。


さて、ようやく本体の作成に取りかかります。まず表面処理。
これは太股部分の装甲ですが、右がbefore、左がafter。
整形前は、本来あるはずのない段差があったり、あるべきはずの筋彫りがなかったりします。


たぶんこのキットの最難関?であろう、腕部分です。
上腕部はこのように切断して、あとからオレンジ色の輪っかを間に挟みます。
関節部分はマスキングして、前腕部にサフを吹き、その後、塗装と。
以後、マスキング地獄が続きます…


胸部ですが、ここも黒い部分と首のオレンジを塗装まで仕上げておき、
紫色の肩パーツはあとから組んで合わせ目消し。
まるでパズルのようだ…。
この後、紫色部分のみにサフを吹けるように、マスキング。

あと、オレンジの首パーツの下端が間違いなく擦れるので要注意。
首の後ろのエントリープラグを差し込む部分も、色々複雑な構造になってますが、
擦れるしうまくはまらないしで、かなり厄介。
ホントこのキットは、よっぽど注意しないとあちこち擦れて、
塗装がはげまくりです。


必殺武器(ありがち…)のマステマも同時進行。
画像は、マステマの銃身です。
先っぽ半分は1パーツ成形で、銃口まで開いているのはポイント高いですね。
なんかこれだけでカッコイイっす。


頭部を付けました。
あれ〜?なんで写真だと顔が青になっちまうんだろう…
青く見える部分は、実際はもっと紫です。
頭部のポイントは、下あごのパーツが折れやすいことかな。
実際、折れかけました。(アゴの皮一枚残してw)
目は付属のアルミシールを貼っておきました。
この辺の塗装の塗り分けもかなりめんどい。


マステマに付属するN2ミサイル。
黒いラインは自分で描けってか。デカールが欲しかったなあ…。
筋彫りも何もないので、適当にアタリをつけてマスキングするしかないです。(泣


そしてついに全貌を現したマステマ。(一部未塗装デカールなし)
こういうデザインが出来る人は、やっぱ天才だと思います。
迫力あるし、なんかメカメカしいし、ほんとにカッコイイ。

ただ、作りやすさは別ですw
オレンジのライン、やっぱり筋彫りも何もなくて、自分でマスキングして塗りました。難所です。
あと、後ハメも何カ所かあります。

右の画像に見えるプログダガーは、形は良いんだけど、薄っぺらで迫力がイマイチ。
なんか死んでる赤い奴は放っておくw(バウはいつからこんなキャラに…)

 

  
そろそろ本体も完成に近付いてますね。順調順調。
…って、順調そうに見えますが、この肩アーマーの塗装はめちゃくちゃ厄介でした。
これだけの色数で1つのパーツを塗り分けたのは初めてかも。
でも筆塗りだから、フリーハンドでも結構塗れます。
エアブラシだったら、マスキング無限地獄ですね。ナムナム

あと、今回調色レシピの掲載は割愛します。
色数多くて、いちいち覚えていられませんw
でも、全ての色にグレーを混ぜて彩度を落としてあります。
だいぶ色作りにも苦労しましたが、かなり思った通りにいきました。満足。

仕上げにデカール、墨入れ、トップコート吹きを行って完成。
墨入れは主にジャーマングレー、オレンジ部分はフラットアースを使用。
トップコートはつや消しです。

デカールは、同じ柄でも通常のシール式と水転写式の両方が付属しています。
ただ、曲面に貼るものが多いので、
水転写式のをマークソフター使って貼らないと綺麗に仕上がりません。

 ギャラリーはコチラ Flashなし

MGνガンダムやビルトファルケンとの比較画像もあります。
暗めの画像の方が、実際の雰囲気が出てるかな。
(そろそろケータイのカメラに限界を感じてきましたね…w)

では、最後にこのキットの感想を。

このF型装備は、プレステ2のゲームにのみ登場する、いわゆる「隠し機体」であり、
立体モノの商品としても、このキットか、最初に紹介した食玩しか世に出ていないはず。
よって、このキットはなかなか貴重なので、見つけたら即「買い」です。
なにしろ、この値段でこのボリューム。
造形もガレージキットのようにシャープで、大変お得なキットです。

で、作りやすさもガレキ並とw
手足のパーツはほとんど真ん中でスッパリ分割されていて、合わせ目消しもハンパじゃない。
色分けは全く不十分で、全塗装必須。
塗装もマスキングの嵐で、エアブラシよりも筆塗りの方が楽という、妙なキット。
可動範囲もイマイチですが、まあ飾っておく分にはこんなものでいいかな。
塗装がはげやすいので、ガチャガチャ動かす気にはならないしw

ともあれ、最近のガンプラに物足りなさを感じている人にはオススメです。

劇終。

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